第12話 叛旗翻し戦士
シーンB
○ フランドル荒野
光が消える。
マーハ 「……」
マーハ、そのまま後ろに体を仰け反る。
ガルシアンを除く
レイン達
「マーハ!」
倒れそうになるマーハの体を抱えるタケル。
マホメト 「マーハは?」
駆け付けるオーフェ。
オーフェ 「気を失ってるだけです…」
続けて、オーフェはマーハの体の傷に癒しの神聖魔法。
その言葉に安堵するガルシアンを除くレイン達。
ガルシアン 「バカな…」
ガルシアンは驚愕の表情。

○ 同 崖の上
ウィザーズA 「そんな!」
ウィザーズB 「嘘だろ!」
核砕陣が消えた後も、レイン達一行の姿がある事に驚きを隠せないウィザーズ。
ウィザーズ 「チッ!」
舌打ちをし、姿を消す、ウィザーズ。
1人残されたルシファーは無表情だが。
突如…笑い出す。
ルシファー 「ハハハハ…(笑)あの娘は…奇跡を起こす。さてこの始末…どうつけるつもりかな、ウィザーズ!」

○ 同 荒野
マホメト 「禁呪『核砕陣』…それを打ち消すとは…」
タケル 「……」
ヨシュア 「(ガルシアンに)ガルシアン…あなたは魔王に利用されていたに過ぎなかったのですよ」
タケルの腕で気を失っているマーハを見るガルシアン。
放心状態のその表情。
ガルシアン 「俺は…」
グリン 「待てよ、安心するにはまだ早いみたいだぜ…」
空を見上げるグリン。
同様に他のレイン達も空を見上げる。
そこに浮かぶウィザーズ。
ウィザーズA 「少々あなた方を甘く見ていたようですわね…」
ミッフィー 「あんた等一体何モンや!」
ウィザーズB 「あたい達は魔王・四天王『ウィザーズ』!」
オーフェ 「四天王!」
ウィザーズA 「いでよ、わが僕達!」
ウィザーズはそれぞれ手を掲げる。
その手から散らばる数え切れないくらいの色とりどりの魔晶石。
レイン達 「!」
大地に着くと同時、魔晶石は形を成し様々な魔将となる。
一行を包囲する魔将の群れ。
グリン 「くっそお、カワイイ顔してやる事えげつねえぞ!」
ガルシアン 「何故だ!ルラ抹殺の魔王勅命を受けたのは、この俺だぞ!」
ウィザーズA 「フフフフ…本当におめでたい方ね。最初からこのつもりでしたのよ」
ガルシアン 「!」
ウィザーズB 「ルラとレインを同時に葬る事が出来るんだ、名誉な事じゃないか!」
ガルシアン 「何だと…」
ウィザーズB 「あたい達の本当の力…」
ウィザーズA 「見せてあげますわ…」