第6話 願望
シーンB
○レオハルト・ブリッジ
上段、司令席にシーザー。横にサンドラが立つ。
中段、操舵席にティキ。横に副操舵手のベドゥイン。
下段、オペレーター席中央にリップ、右にクルエ、左にフレディン。
皆神妙な面持ち。
シーザーはマイク筒を持つ。
艦内に流れるシーザーの声。
シーザー 「これより、再テストを行なう」

インサート。
ガンサイトルームの情景。
ガンナーポジションに座る、ジェナード、セイクレッド、スティック、ダイス、他クルー。
インカムを身につけ、艦内放送に聞き入る。
シーザー 「午前の失敗は忘れろ、ただ飛ぶ事だけを願え!」

インサート。
デッキの情景。
イーグルを整備する、ヘパイストス、ダジリン、セイロン、アッサム、他クルー。
そして、ペンソとシルクレスト。
シルクレストはジュウジュが居ない事に気付く。
シルクレスト 「おい、ペンソ。ジュウジュは?」
ペンソ 「あ、ああ。グリークに会いに行くって言ってたけど…」

リップは手元にある包みに視線を移す。
クンクンと鼻を鳴らすクルエ。
クルエ 「さっきからいい匂いがするわよね〜、それ」
リップ 「クッキー焼いたの。テストが終わったら、グリークのところに持っていくのよ」
クルエ 「余りはないの?」
リップ 「大丈夫。わたし達の分もちゃんとあるから」
クルエ 「やった!」
リップ 「だから、頑張りましょ!」

○GW本拠地・医務室扉前
扉の前に立つジュウジュ。
ジュウジュ(M) 「オレは…納得出来ねえよ」
意を決したジュウジュ。
ノックし、勢いよく扉を開く。
ジュウジュ 「グリーク!」
しかし、医務室には誰も居ない。
ジュウジュ 「グリーク…」
呆然とするジュウジュ。