第8話 お茶の間騒動
シーンA
○ニルギリ高地・洞窟前
洞窟の中から聞こえる、動物のうめき声。
ダジリン 「ひ〜、気持ち悪りい!」
シャイン 「この声、ベヒモスの…」
リリファン 「ええ、悲鳴です。一体何が…」
ピノ 「まずいわ、みんな。何か来る!」
トリオ 「ひょえぇ〜!」
一斉に武器を構える、フィオ、ルーン、グレイ、リリファン。
ダジリン達はシャインの背中に隠れる。
洞窟の奥から出てくるのは、獣の魔将・ヘルハウンド。
ルーン 「出てきやがったな」
フィオ 「グレイ、リリファン!」
フィオの呼ぶ声に振り返る2人。
グレイ 「!」
フィオ 「精霊はオレ達の手には負えないんだ。ここはオレとルーンがどうにかするから、先に行って!」
ルーン 「急がなきゃまずいんだろうが、それとシャイン!」
シャイン 「は、はい!」
ルーン 「何か策があるんだろ、付いてやってくれ…『Liberate』!」
ロッドから現れる刀身。
ルーン 「いくぞ、フィオ!」
フィオ 「オッケー、ルーン!」
駆け出す2人。
ピノ 「なんだか息ぴったりだわ」
リリファン 「急ぎましょう、グレイはん、シャイン様!」
グレイ 「う、うん!」
シャイン 「はい!」
頷くグレイとシャイン。
ダジリン 「フレディンちゃん〜!」
シャイン 「ダジリンさん達はそこで待っていてください〜!」
ダジリン 「ええ〜!」
寂しそうなダジリン。
セイロン 「ダジリン。チャンスよ、とっとと逃げましょ!」
アッサム 「せやせや、命惜しけりゃ退散や。あのガキ達に何が出来るって言うねん」
ピノ 「何よう、あんた達なんて何も出来ないくせに!」

○同・洞窟の奥
駆け込んでくるグレイ、リリファン、シャイン。
洞窟の中央にもがいている巨大な牛の精霊、ベヒモス。
額に光る赤黒い石と、地面に書かれた八星の魔法陣。
リリファン 「ベヒモス!」
グレイ 「これは…魔法陣!」
シャイン 「禁呪です…恐らくは『囚獄陣』のものかと…」
グレイ 「囚獄陣?」
シャイン 「ええ、魔晶石を介して生物を思うがままに操る呪いの魔法です」
グレイ 「じゃあ、ベヒモスは…」
リリファン 「まだ囚獄陣の支配は受け取らんと思います。懸命に抵抗してるんです」
シャイン 「封印しましょう」
シャインが帯の中から取り出したのは、藍色の石。
グレイ 「それは?」
シャイン 「未使用の封印石です。これで再度ベヒモスを封じるのです。今ならばまだ間に合います」
リリファン 「待ってください、シャイン様!」
止めるリリファンに他の2人は振り返る。
リリファン 「グレイはんに…グレイはんに契約してもらうわけには行きませんやろか?」
グレイ 「け、契約?」
シャイン 「契約とは…、聖獣しかできません。ミッフィー様もいらっしゃらないのですよ」
リリファン 「せやから、グレイはんが聖獣なんです」
グレイ 「リリファン、僕は…」
リリファン 「ミッフィー様がゆうてました。グレイはんは精霊を見つけて、契約をかわすんやて。そしたらもっと強うなる。フィオはんやルーンはんみたいに戦こう事ができるんです」
グレイ 「リリファン…」
リリファン 「覚えとらんかもしれませんが、この間グレイはんはウンディーネ、シルフ、サラマンダーと契約しはりました。ベヒモスは上位精霊ですねん。契約すればきっとこれから先、ええ味方になってくれはります!」
グレイ 「……」
迷うグレイ。
シャイン 「分かりました、禁呪の解除を試みましょう」
シャインの答えに顔を明るくするリリファン。
リリファン 「シャイン様!」
シャインは両手を構え、印を組む。
シャイン 「魔晶石を撃ちましょう。まだ禁呪は完成していません。あの石を壊せば、呪いを断つ事が出来るかも知れません!」
シャインの手の平が光る。
シャイン 「主ラシューヌ神。その御力をもって悪を塵に還せ…『ライトニング』!」
シャインの手の平から放たれる稲妻。
ベヒモスの額に向かう。
ベヒモス 「ブオオオオオオオ!」
禁呪に苦しむベヒモスを覆うオレンジ色の光。
稲妻を跳ね返る。
シャイン 「そ、そんな!」
リリファン 「シャイン様!」
ベヒモスの周囲の岩盤が飛び散り、シャインを庇うリリファン。
グレイ 「リリファン!」
リリファンの背を打つ岩。
リリファンはその場に倒れる。
シャイン 「リリファンさん!」
駆け寄るグレイ。
痛そうに顔をしかめるリリファン。
リリファン 「平気です。うちは平気ですから…ベヒモスを!」
シャイン 「今、癒しの魔法を使いますから」
グレイ 「リリファン…ごめん」
リリファン 「ウチは村の争いを止めたいと、最初はそれだけ思うてました。欲張ったからバチが当たったんです。ウチはグレイはんに強うなって欲しかったんや」
グレイ 「シャインさん、リリファンを頼むよ。僕、やってみるから」
決意の表情、グレイ。
ベヒモスに向かい立つ。
グレイ 「まだよく分かってないんだ、聖獣のこと、精霊のこと。でももし、リリファンの言うとおりに僕に精霊が憑いているなら協力してくれないかな…」
瞳を閉じるグレイ。
額の傷に避け目が走る。
グレイ 「聖獣アール・グレイの名に於いて命ずる…出でよ、『シルフ』!」
額に開く第三の瞳。
瞳から現れる紫の巨大な鳥、シルフ。
シルフ 「承知しました、グレイ様!」
その光景にシャインは驚く。
シャイン 「精霊!」
シルフ 「もう、お呼び頂けないのかと思いましたわ」
グレイ 「ごめんね、あんまり時間がないんだ。ベヒモスを…」
シルフ 「あんな石の破壊程度、お安い御用です」
ベヒモスの額へ一直線に飛んでいくシルフ。
パリーンと石の割れる音がする。
グレイ 「やった!」
地面に描かれた魔法陣が消え、静かになるベヒモス。
ゆっくりと視線をグレイに移す。
ベヒモス 「シルフ…それに、お前は?」
グレイ 「僕の名前はアール・グレイ」
シルフ 「新たにお生まれになった聖獣よ」
ベヒモス 「まだ幼い聖獣か。私を使役できるか?」
シルフ 「そんな、ベヒモス」
グレイ 「わからないよ…僕は聖獣半人前だからね」
リリファン 「グレイはん」
グレイはリリファンとシャインへ振り返る。
グレイ 「リリファンの村の争いを止めたいんだ。そのためにはあなたとシャインを連れて帰って、メィアット族の無実をモースィア族に証明しなくちゃ。それだけは協力して欲しい」
笑うグレイ。
ベヒモスの鼻を撫でる。



グレイ 「その後は好きにしていいよ。でもいつか、あなたと契約しに戻ってくるからさ」
ベヒモス 「わかった。その心がけに応じよう」
グレイ 「え?」
グレイはベヒモスを見上げる。
ベヒモス 「まずは精神を鍛える事だ。今のままでは、私を召喚する事すら危うい。その身を滅ぼす事になろう」
グレイ 「うん! 聖獣アール・グレイの名に於いて命ずる。汝の名は?」
ベヒモス 「ベヒモス…」
姿を消すベヒモスとシルフ。
リリファンは立ち上がり、手を叩いて喜ぶ。
リリファン 「やった、やったわ。グレイはん!」
グレイ 「ちょっとリリファン。もう大丈夫なの?」
リリファン 「この位の傷。たいした事ありまへん」
シャイン 「しかし、一体誰がこんな事を…」
フィオ 「グレイ〜!」
ダジリン 「フレディンちゃん〜!」
来た方から聞こえる声。
合流するフィオ、ルーン、ピノと偽レイントリオ。
ピノ 「猫さん、あなたそのおでこ…」
グレイ 「うん、やっぱり僕。聖獣だったみたい…ハハ…」
笑いながら、空ろになるグレイ。
気を失い、倒れる。
ルーン 「お、おい!」
倒れるグレイの体を支えるルーン。
フィオ 「一体、何があったんだ?」
フィオは荒れた洞窟内を見回す。
シャイン 「禁呪です。何者かが禁呪でベヒモスを使役しようと試みたようです」
ルーン 「禁呪で精霊を操るだと…」

フラッシュバック・第4話
ガイアスに捕らえられるルーン。
不敵に笑うガイアス。
ルーンを抑える男達に視線を移す。
それにつられてルーンもまた自分を拘束する男達の顔を見る。
男達は顔を上げると、額には黒い石。
ガイアス 「心配するな、お前もすぐに楽になる」

ルーン 「まさか…」
リリファン 「きゃああ!」
突如響くリリファンの悲鳴。
振り返る一行。
そこにはリリファンの首に剣を当てるガイアスの姿。
フィオ 「お前はガイアス!」
ガイアス 「動くな!」
フィオ 「!」
剣を抜こうとするが、その動きを止めるフィオ。
そしてガイアスを睨む。
ガイアスの腕の中、脅えるリリファン。
リリファン 「…うぅ!」
ガイアス 「久しぶりだ、フィオといったな。空の瞳の剣士。それに…」
ルーンへと視線を移すガイアス。
ガイアス 「クテシフォンの孤児」
ルーン 「やっぱりな。テメエの仕業か…!」
ガイアス 「あまり時間がないのでな。用が済んだら退散しよう」
リリファン 「きゃッ!」
ガイアスの手から投げ出されるリリファン。
フィオ 「リリファン!」
ガイアス 「ニルギリ高地の秘宝である封印石。ベヒモスを封じていたものはフェイクだったか。本物はこっちだ」
ガイアスの手にあるのはリリファンの水晶球。
リリファン 「あぁ、それはウチの!」
ガイアスは水晶球を覗き込む。
ガイアス 「タブーウェッジ…『心覘陣』か。フッ」
リリファン 「返しなはれ!」
ガイアスに向かうリリファン。
フィオ 「待て、ガイアス!」
ガイアス 「クッ!」
ガイアスはフィオの剣を受ける。



ガイアス 「お前のような無知な人間に問うだけ無駄だが…」
フィオ 「ッ!」
ガイアス 「お前はこの世界の平和と人々の幸せをどう考える?」
フィオ 「な…」
一瞬怯むフィオ。
ガイアス 「さらばだ、『テレポート』!」
フィオ 「え!」
消えるガイアス。
フィオ 「き、消えた!」
ピノ 「『テレポート』って…高度時空魔法じゃないの!」
ルーン 「なんて野郎だ。禁呪に加えて古代語魔法まで使いやがる…。あいつ、本当に人間なのか?」
シャイン 「大丈夫ですか、リリファンさん?」
リリファン 「ウチの…ウチの水晶球が…」
フィオ 「あの水晶球…封印石だったんだ」
リリファン 「はい、禁呪を封じるタブーウェッジ。魔法の効果はよう分かりまへんけど…」
ダジリン 「あの野郎。それを使って一儲けするつもりなんだな!」
ルーン 「儲けるとかじゃねえ…あの野郎…」

フラッシュバック・第4話
ガイアス 「この平和の意義を知らずに生きる愚かな人間どもが」
フィオの剣を受けるガイアス。
その強い言葉。

フィオ 「ルーン…、ガイアスは…」
ルーン 「ああ、あの野郎。何を企んでやがる…」

○メィアットの村・入り口
村の門前。
フィオ、ルーン、グレイ、ピノに対峙するリリファン。
そしてシャインと偽レイントリオ。
フィオ 「結局、ミッフィー様には逢えなかったな」
リリファン 「聖獣には逢えましたやありまへんか?」
フィオ 「!」
フィオ、ルーン、ピノは一斉にグレイを見る。
呆れるピノ。
ピノ 「そ、そういうことね…」
ルーン 「お前、騙しやがったな…」
リリファン 「ウチは嘘は言うてません」
ニッコリと笑うリリファン。
フィオ 「お別れか…寂しくなるな」
肘でグレイの頬をつつくピノ。
悪戯っぽく笑う。
ピノ 「ねえねえ、残らなくていいの〜?」
グレイ 「からかわないでよ」
グレイは小さく溜め息をつく。
そして…
グレイ 「本当に…本当にありがとう、リリファン」
リリファン 「ウチこそ、おおきに。旅を終えたら、また遊びに来てくださいね」
グレイ 「もちろん!」
リリファン 「それと禁呪なんやけど…」
フィオ 「わかってるよ、リリファン。オレ達がガイアスを捕まえてみせるって!」
ルーン 「あいつが敵にしているのは生きてる人間すべてだ」
重い口を開くルーン。
他全員がルーンに振り返る。
ルーン 「戦争でも起こすつもりかもな…」
フィオ 「ル、ルーン…」
ピノ 「そんなおっそろしい事言わないでよ〜」
リリファン 「ウチは…争いのない国になるて…ウチは信じてます…」
グレイ 「争いのない…国か…」
シャイン 「聖戦を終えた今でも、魔将は人を襲う。そして人が人を襲おうとしているのなら…今…本当に人々は幸せなのでしょうか?」
ダジリン 「フレディンちゃん?」
ニッコリと笑うシャイン。
シャイン 「ですから、わたくしはシャインです」
ピノ 「世界中の人が幸せかって言われれば、そうじゃないかもね」
フィオ 「世界の平和と人々の幸せ…か…」
シャイン 「真実は隠されています」
フィオ 「シャイン?」
シャイン 「レオハルトのクルーであるダジリンさん達も、本当は知っているのです。ただ、気付いていない」
グレイ 「ど、どういう事。ダジリン、あんた何を知ってるんだ?」
グレイに問われる偽レイン達は慄き、顔を見合わせる。
ダジリン 「何を知ってる…って言われてもな?」
セイロン 「そ、そーよそーよ。ちょっとお、フレディン。いい加減な事言わないでちょうだい!」
アッサム 「せやから、フレディンやなくて…」
シャイン 「シャインです」
グレイ 「う…」
溜め息をつくグレイ。
シャイン 「わたくしも、皆様のお供に加えてはいただけないでしょうか?」
リリファン 「シャ、シャイン様?」
グレイ 「え?」
シャイン 「わたくしもグレイさんと同じ様に聖戦で何かあったと思うのです」
フィオ 「シャイン?」
シャイン 「ダジリンさん達が仰るように『フレディン』というお方なのかもしれません」
ダジリン 「フレディンちゃん」
シャイン 「きっと、己の記憶を封じたのだと思います」
ルーン 「記憶を封じる、だと?」
シャイン 「あなた方と共に聖戦の真実を見据える事で、わたくしのある道を見つけたいと思うのです」
ダジリン 「だったらフレディンちゃん。俺達と一緒に…」
シャイン 「ダジリンさん達にフレディンさんの事を教えていただく訳には参りません」
寂しそうに呟くダジリン。
ダジリン 「フレディンちゃん」
シャイン 「己で見つけなくては。記憶を取り戻したその時は、またお会いしましょうね」
ダジリン 「…うぅ〜」
すすり泣くダジリン。
それに対し手を叩くピノ。
ピノ 「神聖魔法の術者。すっごい戦力じゃない! グレイはまだ不安定だから、精霊召喚したら寝ちゃうんだもんね」
グレイ 「寝ちゃうって…ひどいなぁ」
ピノ 「これで魔術師でも居れば、完璧よ!」
フィオ 「ま…魔術師かあ…」
少し間をおくフィオ。
そして苦笑いをする。
フィオ 「遠慮したいかな…オレは…アハハ…」
グレイ 「で、ルーンはどうなの?」
3人に見つめられるルーンは肩を竦める。
ルーン 「俺が何を言おうが、かわりゃしねえだろ。好きにしろ!」
喜ぶ3人とシャイン。
フィオ 「よし、じゃあ一緒にアルティマに行こう!」
シャイン 「はい!」

○同村・村の入り口
数日後の村の門前。
やはり旅立とうとする偽レインの一行。
ダジリン 「フレディンちゃん。俺はまた会える日を楽しみにしているよ…」
天を仰ぎ手を組むダジリン。
そんな彼の様子を呆れてみるセイロンとアッサム。
セイロン 「はぁ、実はうまい事ふられちゃってるような気がするんだけどねぇ」
アッサム 「せやな、それと…」
セイロン 「それと?」
アッサム 「どこかで会うた気がしまへん? あのガイアスっていう仮面男…」
セイロン 「ガイアス…ああ、あのダークネスダンディな色男ね」
アッサム 「色男って…顔は分かりまへんがな」
グッと拳を握るダジリン。
ダジリン 「おう、あれこそ俺様が求めていた次なる姿よ。『ダークネスダンディ』!」
セイロン 「いや、あんたじゃ無理よ」
アッサム 「そろそろ金もあらへんし、またパータリプトラで一儲けしましょ」
セイロン 「あ、それ。賛成〜」
ダジリン 「んあ、ありゃ何だ〜?」
村の外、杖を突く魔術師の青年・ジニアスの姿。
ボロボロになりやつれている。
ジニアス 「つ、ついに…ついに辿り着きましたよ。シャヌーンからの船旅で嵐に会い、船を投げ出され漂浪すること一晩。気がつけばドでかい亀の甲羅の上。おかげで助かりました、親切な海亀ありがとう。
ファンジームに入った所で騙されて踊り子になる所でしたが…ついに…ついに…ッ!」
バタリと、ジニアスはダジリンの目の前で倒れる。
アッサム 「あ、事尽きた」
セイロン 「何か、迷いの森で行き倒れたあたし達を思い出すわね…」
腰を屈めるダジリンは、ジニアスをつつく。
ダジリン 「お〜い、大丈夫かあ?」
ジニアス 「旅の方ああああぁぁぁぁ〜〜〜〜!」
必死の形相でダジリンにしがみつくジニアス。
目が血走ってる。
ダジリン 「ひい!」
ジニアスは懐から肖像画を取り出す。
描かれているのはフィオの絵。
ジニアス 「姫様を…うちの姫様をご存知ありませんかああああぁぁぁぁ〜〜〜〜!」
トリオは屈めてその絵を覗き込む。
アッサム 「あ、この小僧」
ジニアス 「こ、小僧とは失礼な。このお方は、あの誉れ高きライムの双璧…ルルカ家の…いやもうそんな事はいいんです、姫様は…姫様は〜〜〜〜!」
セイロン 「確か、フィオとか言ってたわよね」
ダジリン 「んあ。だなあ」
3人はスッと立ち、さらにはるか遠くを指差す。
ダジリン 「フレディンちゃんと一緒にアルティマへ行ったぞ〜」
セイロン 「もうそろそろ着いてる頃じゃないかしらん」
アッサム 「一週間前やしな」
笑う3人。
ジニアスはバッタリと再び倒れる。
ジニアス 「ひ、姫…様…」

To be continued…
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